アメリカのベビーミルクの種類

アメリカで安心なベビーミルクを選びたい

赤ちゃんのミルクは英語でFormula(フォミュラ)といいます。日本のものよりも種類がたくさんあって迷ってしまいますので、まずは基本的なミルクの種類を確認しましょう。

形態の違い

ミルクの種類は基本的に3つに分けられます。

  • Powdered Formula: 粉ミルク

    日本で一般的な粉タイプミルクです。価格もお求めやすく、アメリカでも一般的です。アメリカの粉ミルクには水で解くことのできるものもあり便利です。
    リンク:アメリカの安心なオーガニック粉ミルク
    リンク:水溶けスティック粉ミルク

  • Ready To Use Formula: 液体ミルク

    こちらのミルクは最も使用が簡単です。調乳の必要がなく、蓋を開けるだけで使用ができます。最も衛生的なので、綺麗な水やお湯が手に入らない震災時にも役に立ちます。私の行っていたUCSFでも、生まれたての息子に初めてあげるミルクとして液体ミルクをもらいました。

    1回使い切りタイプと、大きいボトルタイプがあります。
    リンク:③液体ミルクって安全?日本では2020年販売開始予定。

  • Liquid Concentrate: 液体濃縮還元ミルク

    濃縮還元のミルクです。水と合わせて作ります。Ready to useの液体ミルクと粉ミルクの間くらいの価格帯です。

原材料

  • 牛の乳ベースのベビーミルク

    牛の乳をベースにしたものが一番一般的です。人間のあかちゃんが消化しやすいように成分が調整されています。

  • 豆乳ベースのベビーミルク

    大豆からできているミルクです。牛のミルクにアレルギーがある場合や、ビーガン(ベジタリアン)で牛の乳を飲ませたくない親が使用します。エストロゲンの濃度が非常に高く、健康を不安視する意見もあるそうです。

  • ラクトースフリーのベビーミルク、加水分解されたベビーミルク、代謝ミルク

    アレルギーやなんらかの形で一般的なミルクを飲めない赤ちゃん用だそうです。

オーガニック

Conventional formula likely contains GMOs, traces of pesticides, milk contaminated with antibiotics or growth hormones, and oils that were extracted with hexane.
従来のミルクは、遺伝子組み換え(GMO)、遺伝子組み換え(pesticides)、抗生物質(antibiotics)、成長ホルモン(growth hormone)、ヘキサンの油(oils that were extracted with hexane)が含まれているものがありますが、オーガニックのものはその率が低いです。

必須脂肪酸

ほとんどのフォーミュラは、必須脂肪酸DHAとARAの添加されています。 一見良いように聞こえますが、残念ながら、これらのオイルは、神経毒性ヘキサンを含む方法によって抽出され、良くないという米国記事を読みました。

合成栄養素

有機合成にはいくつかの合成栄養素がありますが、いずれもEUでは合法ではありません。 ルテイン(マリーゴールドから抽出したヘキサン)、リコピン(トルエン、神経毒性ベンゼン誘導体で製造)、ヌクレオチド(化学的に処理した酵母から製造)、タウリン(発癌性硫酸で処理したもの)、l-カルニチン 発がん性への懸念があるため、全米有機基準委員会)。 これらの成分の多くは、FDAの栄養要求のため避けることができません。

母乳中に見られるものに最も近いものは乳糖ですが、この牛乳ベースの甘味料は高価なので、代わりに多くのメーカーが植物性甘味料を使用しています。 一般的な植物系甘味料には、マルトデキストリン(maltodextrin)、固形グルコースシロップ(glucose syrup solids)があります。これは健康に害があるとされているコーンシロップ固形物の別の名前です。Bright Beginnings, Earth’s Best, Parent’s Choice, Whole Foods 365, and Vermont Organicsに含まれています。

Similac Organicは砂糖を使用しています。

アメリカで最も避けるべきと言われる有害物質

Palm oil. Human breast milk is high in palmitic acid, so many formulas contain palm oil to try to replicate this nutrient. Unfortunately, palm oil is not properly absorbed by infants, and babies who drink formula with palm oil are shown to have decreased bone density.
Carrageenan. You will find this additive in tons of stuff in your health food store, and infant formula is no exception. Derived from seaweed, carrageenan helps stabilize liquid formula, but numerous animal studies suggest that it leads to intestinal inflammation and colon tumors. The European Union has outlawed the use of carrageenan in all infant formula, but in the United States it appears in both conventional and organic varieties.

パームオイル:骨密度が下がります

カラギーナン:結腸腫瘍を引き起こすとされている。EUでは使用禁止。

コーンシロップ:人工甘味料、糖尿病を引き起こす原因のひとつ

感想

少量だったら人体に影響とのことで成分に入っているのでしょうが、ある一定の成分が過剰摂取にならないよう、複数のミルクを使い回してくといいかなと思いました。

〜アメリカ粉ミルク関係〜

アメリカのベビーミルクの種類

粉ミルク添加物。日本とアメリカの違い。

①安全なオーガニック粉ミルク。(新生児〜12ヶ月)

②アメリカの水溶けオーガニック粉ミルク

③液体ミルクって安全?日本では2020年販売開始予定との発表。使った感想。

④水溶けスティック粉ミルク

 

 


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最後まで読んでいただきありがとうございました。 2014年からサンフランシスコ、2021年からテキサス州北ダラスに住んでいます。渡米の事や、海外生活、仕事、出産育児、義務教育での事など、私の経験や調べた情報が少しでも誰かのお役にたてたら嬉しいと思いブログを始めました。まだまだ至らないブログですが充実していけるように修正していきたいと思います。
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